木材の含水率について 木材の反りや狂いがでる理由

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木材の含水率


木材は空気中の二酸化炭素や水分を吸い上げた養分を、
光合成をすることによって糖質を造りだし生長します。

したがって、生育過程の木には多くの水分が含まれます。
伐採後も水分は細胞内に取り込まれており、
そのまま放置すると空気中の湿度と平衡するまで大気中に戻っていきます。

この水分は空気中湿度と平衡しようとする現象によって
木の細胞と外気間を自由に行き来するため自由水と呼びます。

含水率の高い木材は建築や家具の材料としては使えず“あばれる”材料となってしまいます。

木材の繊維飽和点まではこの自由水の移行が含水率を左右します。

木材組成は化学的に水と結合して物質化されており(結合水)、
繊維飽和点を過ぎる頃から熱や紫外線に長期間曝すことによって分解されます。

結合水を取り除いた場合とそうでない場合とを比較すると、
相対湿度に対する含水率の移行が異なることが観察されています。
これはヒスレテシスとか履行現象と呼ばれています。

実際の建築に置き換えて言えば、木材を材料として使用する場合強度があり、形状安定しているほうが良く、それには乾燥、木材組成をある程度脱結合水化させることが要求されます。




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